ドジョウMisgurnus anguillicaudatus自然四倍体 (4n) の産する二倍体 (2n) 配偶子の受精と染色体操作により作成した六倍体 (6n) 雌の卵と二倍体, 四倍体, および六倍体雄の精子を受精し, 各々, 四倍体 (6n雌×2n雄) , 五倍体 (6n×4n) および六倍体 (6n×6n) 子孫を作出した。そして, これらを1年間倍数体毎に個別の水槽で, そして, その後2年2カ月間同一の水槽で混合飼育し, 特性の比較を行った。その結果, 3年2カ月齢の六倍体の成長は五倍体, 四倍体に著しく劣り, 体重で約半分程度であった。また, 体長/頭長比が有意に低いことが判明した。