抄録
これまでのプログラミング教育は,コンピュータ教室やPC教室等でデスクトップPCやシンクライアントを使い,中間モニタに教授者からの指示を映す方法で行われることが多かった.近年はBYOD(Bring Your Own Device)が広がり,受講者は購入したノートPC等を一般の教室へ持ち込み,授業を受けるようになった.教室AV環境は,教室にプロジェクタや天井から吊り下げたモニタを設置し,教授者の指示を映し,受講者へ伝える講義スタイルを支援する設備である.このような教室の欠点は,教室の後方から小さな文字や似ている文字の判読が難しいことである.本学では,次世代の新しい教室AV環境を検討する中でzoomに到達し,2020年2月に全学的な導入を決定した.本論文ではプログラミング教育における新しい教室AV環境について述べると共に,受講者に実施したアンケート調査および受講者のモチベーションの分析結果から,その有効性について述べる.