非同期型情報リテラシー講義における学習活動と効果の分析

抄録

新型コロナウィルス感染拡大を防止する為に，対面を避ける形式の講義が実施される中で，非同期型の教材が開発された．近年はその多くが対面講義に戻っているが，本稿はこの非同期型教材を活かし，初年次の必修講義である情報リテラシーの講義を実施した．学生が事前に学習できるように，講義数日前に資料と課題を公開し，1週間の学習期間を提供した．この講義期間中の学生の学習活動や効果について分析を行い，その結果について報告する．