健康科学大学紀要
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発声練習プログラムにおけるエネルギーの覚知が弱い群の自我機能分類
高田 毅
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2018 年 14 巻 p. 131-141

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抄録

 これまで発声練習プログラムを積み重ね、熱を覚知するのに回数を重ねなければならない一群が存在していた。個人差変数と発声練習の効果の検討は課題として残されていた。そこで、発声練習プログラムで用いたワークシートのデータを用いて、「エネルギーの覚知が弱い群」の様態を探索的に記述するところまでを目的とした。エネルギーに関する自我機能の観点から分析を行うこととした。参加者は10代から70代までの44名の男女であった。その結果、「エネルギーの覚知が弱い群」に、エネルギーの覚醒により覚知ができる群とエネルギーの覚醒と覚知双方が難しい群が混在していることが示唆された。今後の課題としては、操作的定義の妥当性をより精緻にすること、「熱覚知強群」、「熱覚知弱群」どちらにも属しなかった22名分のデータの吟味、発声練習プログラムが、エネルギーの覚醒・覚知・運用に関する自我機能の査定用具として活用できる可能性の検討である。

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