主催: NPO法人バイオフィリアリハビリテーション学会, 共催, NPO法人高齢市民が活躍するための社会技術研究会, 後援, 厚生労働省, 愛知県, 豊橋市, 豊橋創造大学, 財団法人テクノエイド協会, 財団法人日本障害者リハビリテーション協会, 社団法人全国老人保健施設協会, 社団法人日本理学療法士協会, 社団法人日本作業療法士協会, 日本リハビリテーション工学協会, 日本生活支援工学会, 日本経済新聞社
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高齢化の進展に伴い要介護高齢者が急激に増加している中、介護予防が重要な課題となっている。平成18年には介護保険の改正が行われ予防重視型システムが新たに導入された。これにより地域支援事業が創設され介護予防事業が行われるようになり、より効果的な事業の必要性が増した。その中においても介護予防事業におけるマンパワーの不足から地域ボランティア活動の重要性が示唆されている。地域ボランティアの意識については第45回理学療法学術大会で報告したが、高齢者の社会参加を現状維持ととらえている。しかし参加高齢者は健康が維持できれば趣味や旅行に行くなど、高次元で社会に参加したいと考えている。高齢者の社会参加を促すための条件について考察する。