主催: NPO法人バイオフィリア リハビリテーション学会
共催: NPO法人高齢市民が活躍するための社会技術研究会, 慶應義塾大学
後援: 厚生労働省, 神奈川県, 横浜市医療局, 公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会, 公益財団法人テクノエイド協会, 公益社団法人全国老人保健施設協会, 公益社団法人日本理学療法士協会, 一般社団法人日本作業療法士協会, 一般社団法人日本リハビリテーション工学協会, 日本生活支援工学会
会議名: 第19回(IBRC2015合同大会) バイオフィリア リハビリテーション学会
回次: 19
開催地: 横浜市港北区日吉 慶應義塾大学
開催日: 2015/10/24 - 2015/10/25
p. 31-32
顔色は健康状態の判断指標の一つとして活用されているが、光源の分光放射特性の違いによって色彩が変化する演色性は介護やリハビリテーション施設の室内照明において重要な要件である. しかし, 近年普及が進んでいる白色 LEDランプは従来のランプと発光原理が異なるため, 肌色の見え方が変化する. 本研究は, 演色性に与える肌色の影響について検討したものである. 演色性評価試験色および数種類の一般家庭用照明ランプを用い, 各試験色を結んだ多角形の色域面積比により演色性を評価する方法を試みた. 従来の演色性評価方法では肌色が日常的な感覚と一致しないことがあるが, 色域面積法は視感と比較的良く対応し, 演色性評価方法としての有用性が示唆された.