主催: NPO法人バイオフィリア リハビリテーション学会
共催: NPO法人高齢市民が活躍するための社会技術研究会, 慶應義塾大学
後援: 厚生労働省, 神奈川県, 横浜市医療局, 公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会, 公益財団法人テクノエイド協会, 公益社団法人全国老人保健施設協会, 公益社団法人日本理学療法士協会, 一般社団法人日本作業療法士協会, 一般社団法人日本リハビリテーション工学協会, 日本生活支援工学会
会議名: 第19回(IBRC2015合同大会) バイオフィリア リハビリテーション学会
回次: 19
開催地: 横浜市港北区日吉 慶應義塾大学
開催日: 2015/10/24 - 2015/10/25
p. 29-30
日常生活において睡眠の質がわかれば健康の維持や改善に役立つという観点で体動波(BMW:body motion wave)を用いて脈拍数の制御様態を検討した。具体的には分時脈拍数と瞬時脈拍数の推移における両者の関係性に注目した。その結果、分時脈拍数で周期的増減を持つパターンの中に、瞬時脈拍数でみるとある小規模の振幅を持つ揺らぎと大規模の振幅を持つ揺らぎが出現すべき時期に理由をもって出現することがわかった。前者は分時脈拍数の上限と下限を持つある脈拍数範囲に現れるので、この範囲を筆者らはMinute Optimum Pulse Rate Range for Sleep (moPR-S)と名づけた。この範囲を超えると揺らぎの大規模の振幅が現れた。