生物物理
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総説
統計熱力学計算と進化分子工学を用いたGPCR安定化変異体の創出手法
安田 賢司
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2023 年 63 巻 5 号 p. 252-256

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抄録

Gタンパク質共役型受容体(GPCR)は重要な創薬標的であるが,本質的に不安定あり,すぐに変性してしまうことが研究の大きな障害となっている.本稿では,統計熱力学に基づく独自の理論的手法と進化分子工学を組み合わせることにより構築した,安定化変異体の創出手法について紹介する.

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