岡山大学学術研究院医歯薬学域
自然科学研究機構分子科学研究所
2024 年 64 巻 1 号 p. 25-27
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腸内シュウ酸分解菌は,私たちが摂取したシュウ酸を吸収し,代謝分解してギ酸として排出することで,宿主の尿路結石症発症リスクを低減する.この過程の鍵を握るのが,分解菌細胞膜に存在するシュウ酸/ギ酸対向輸送体OxlTである.本稿では,筆者らが解析したOxlTの構造と構造動態から,その分子メカニズムを概説する.
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