大阪大学大学院理学研究科化学専攻
2024 年 64 巻 3 号 p. 137-140
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従来とは輸送方向が逆向きのプロトン輸送体ロドプシンが発見され注目を集めている.時間分解共鳴ラマンスペクトルから,発色団がプロトンを受容する孤立電子対の向きが,輸送方向に対応して逆になっていることが明らかになった.これは,プロトン受容と立体配置変化の順序が輸送方向の決定因子であることを示している.
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