抄録
噴水や人工滝などの水景施設は、適切な維持管理が実施されていなければレジオネラ症の感染源となる恐れがある。本研究では、大阪府内の特定建築物敷地内に設置されている水景施設を対象に、レジオネラ属菌などの微生物生息実態と水質状況について調査を行った。
28施設31試料について調査を行った結果、レジオネラは培養法で3試料(9.7%、10~90CFU/100mL、Legionella mophila SG7、SG8、L. anisa)から検出した。LAMP法は、16試料(51.6%)が陽性であった。遊離残留塩素濃度が0.5mg/L以上の試料からは、大腸菌、大腸菌群、レジオネラ、アメーバは検出されなかった。