放送研究と調査
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なぜエンゲージメントが必要なのかEngaged Journalismの実践者たちの話を聞く 第3回
青木 紀美子
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2020 年 70 巻 8 号 p. 70-77

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抄録
市民とのエンゲージメントを柱とするEngaged Journalismの実践者たちのインタビュー連載の第3回は、ジャーナリストであり、ジャーナリズムの研究者でもあるトム・ローゼンスティール氏。現在はワシントンのシンクタンクAmerican Press Instituteの所長で、公共サービスとしてのジャーナリズムを担うニュースメディアが存続してくために必要な変革の方向性を探る調査研究をしている。ローゼンスティール氏は、必ずしも「エンゲージメント」という表現でくくってはいないが、デジタル時代のジャーナリズムは市民の力を生かす知の連携であるという考えに立ち、メディアは「耳を傾ける文化」への転換、オーディエンス=情報の受け手を中心に位置づける(audience-centered / audience centric)変革が必要だとしている。それは具体的には何を意味するのか、長年、メディアとメディアを取り巻く環境の変化を見つめ、ジャーナリズムの原則と役割を考察してきた知見をもとに話をしてもらった。
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© 2020 NHK放送文化研究所
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