抄録
2024年1月1日の午後4時10分ごろ、石川県能登半島で最大震度7の揺れを観測する大地震が発生した。建物の倒壊や津波の被害などで、亡くなった人は災害関連死を含めると360人(9月5日現在)にのぼっている。
NHK放送文化研究所では、2024年5月23日、「文研フォーラム2024」のプログラムB、「能登半島地震から5か月~地域メディアによる課題共有と今後を考える~」を実施した。被害が大きかった石川県を拠点とする北國新聞、石川テレビ、NHK金沢放送局の3者が登壇し、災害報道、災害情報伝達、被災地の復旧・復興に向けた地域メディアの役割について考えた。議論の中では、文研が同年5月に実施した「被災地インターネット調査」の結果も報告した。本稿はそのシンポジウムの採録である。