分析化学
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降圧配合錠の製剤学的性質が成分溶出性に与える影響
永田 佳子阿南 ゆりえ金澤 秀子
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64 巻 (2015) 11 号 p. 835-844

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抄録

高血圧治療薬アムロジピンベシル酸塩を含む薬剤の単剤と配合剤間でbioavailabilityに違いが生じる可能性について,配合錠4剤中の各成分の溶出性とこれら4剤の製剤学的違いを溶出試験と高分解能X線顕微鏡による錠剤の3DX解析及び錠剤の硬度測定を行い検討した.配合錠中成分の定量は超高速液体クロマトグラフィー(UHPLC)の使用により,配合錠中2成分の4分以内での迅速分析を可能とした.試験した配合錠4剤中のアムロジピンベシル酸塩の溶出プロファイルを比較した結果,本研究で用いた配合錠は単剤と同様の挙動を示し,溶出性に関しては同等性が認められた.錠剤の3DX解析では,コーティング層の厚さ・粒子の分布についての観察が可能となった.単剤と配合剤とを比較した情報はいまだ乏しく医療現場においても必要とされている.

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© The Japan Society for Analytical Chemistry 2015
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