佐世保工業高等専門学校
1972 年 21 巻 2 号 p. 221-225
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原子吸光分析法により,空気-アセチレン炎を用いて鋼中のモリブデンを定量するとき,1%硫酸ナトリウムの添加により共存元素の干渉を抑制した.たとえば,鉄10000ppm,タソグステン,マンガン,アルミニウム500ppm,クロム300ppmの共存の影響は抑制できた.この方法により鋼中のモリブデンを分析した結果,クロム高含有鋼を除いて,ほぼ満足できる分析値が得られた.なお,本実験での感度はモリブデン0.6ppm/1%吸収であった.
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