千葉県農林総合研究センター研究報告
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千葉県の茶園・茶樹における放射性セシウムの分布実態とせん枝による低減効果
赤山 喜一郎廣野 祐平斉藤 研二
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2014 年 2014 巻 6 号 p. 69-77

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抄録
千葉県産の茶は,東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故により環境中に放出された放射性セシウムに汚染された.そのため,茶樹及び土壌の放射性セシウムの分布実態と中切り等のせん枝による放射性セシウム濃度低減効果を明らかにするため,現地の茶園における調査を行った.1.放射性セシウム降下後の休眠期において,茶樹の部位別放射性セシウム濃度は,葉層≧その他地上部>整枝部>地下部の順に高かった.また樹体全体に占める放射性セシウム存在量の割合は,その他地上部>地下部>葉層>整枝部の順に高かった.2.土壌の放射性セシウム濃度は,樹冠部,うね間とも深さ0~5cmの表層で非常に高く,深さ5~25cmでは低かった.また,表層25cmまでの土壌の放射性セシウム濃度及び存在量は,樹冠部に比べうね間が高かった.3.茶樹全体の放射性セシウム濃度は,放任園に比べ降下後に中切りや摘採を行った茶園では低く,二番茶,三番茶の荒茶における濃度も低下したことから,せん枝や摘採等人為的に茶樹を刈り取ることにより樹体中の放射性セシウムが除去できることが明らかとなった.
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© 2014 千葉県農林総合研究センター
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