主催: 社団法人 環境情報科学センター
京都大学大学院地球環境学堂
p. 305-308
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
本研究では、熊本地域の地下水問題を対象に、降水量の時系列分析とタンクモデルにより地下水減少の実現する客観確率を推定した。そして、その客観確率を考慮したCVMにより、熊本市の検討している地下水保全の価値を明らかにした。その結果、熊本市の予測している地下水減少が起こる確率は50%強であり、この客観確率を考慮した地下水保全の価値は平均値で423円、中央値で281円となり、客観確率を考慮しない場合に比べてかなり小さい値となった。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら