主催: 社団法人 環境情報科学センター
日本大学生物資源科学部海洋生物資源科学科
日本大学生物資源科学部生物環境工学科
日本大学短期大学部生活環境学科
p. 359-364
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福島県赤井谷地湿原およびその周辺領域に生息する水生生物相の調査を行なった。湿原内には視認できる水生生物は確認されなかったのに対し、湿原の周辺地域の用水路(水路跡)では環境省の絶滅危惧種にも指定されているメダカやホトケドジョウなどの小型魚種や、多様な水生昆虫類が確認された。現在、赤井谷地の湿原乾燥化を抑止するため用水路の付け替えや分断、埋め戻し等の計画が進められているが、このような水生生物も大切な自然資源と位置づけた上で、湿原の保全計画を進めていくことが望まれる。
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