環境情報科学論文集
Vol.26(第26回環境情報科学学術研究論文発表会)
会議情報

上水汚泥・木炭・竹炭を利用したアンモニア除去性能に関する比較実験
高橋 岩仁大沢 吉範木科 大介江村 和朗
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 207-212

詳細
抄録
本研究は,上水汚泥や建設廃材などの廃棄物を生活環境下における臭気除去材として利用することを主目的とし,アンモニア除去性能について比較実験を行った。その結果,全試料とも瞬間的な脱臭性能が確認され,臭気除去材として利用できる可能性を示した。特に,上水汚泥の脱臭性能の持続性が高く,臭気除去材として最も優れているといえる。この要因として,上水汚泥は,CEC値が高く,物理吸着に加え,化学吸着能力もあるといえ,このことは吸着熱実験からも確認された。
著者関連情報
© 2012 (社)環境情報科学センター
前の記事 次の記事
feedback
Top