抄録
本研究は中国における国内マテリアル消費量を算出し、1996年から2009年の間にマテリアル消費量の駆動力を検討するためにインデックス分解分析を行った。また、土地利用の変化と国内マテリアル消費量の関係を推定するために、セミパラメトリック分析を行った。結果として、以下のように挙げられる:(1)一人当たりのGDPの寄与率は102.5%に達し、それは建築マテリアル消費増加の主な原因だった。(2)建築マテリアル消費の増加は農地から都市への転換の増加につながる理由の一つであるが、水、草原や湿地から都市へ変換は減少している。