環境情報科学論文集
Vol.33(2019年度 環境情報科学研究発表大会)
会議情報

自治体の地域気候変動適応に向けたVelocity of Climate Change (VoCC)の解析
*髙野(竹中) 宏平中尾 勝洋尾関 雅章堀田 昌伸浜田 崇須賀 丈大橋 春香平田 晶子石郷岡 康史松井 哲哉
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 49-54

詳細
抄録

Velocity of Climate Change (VoCC)とは,気候変動影響評価指標の一つで,生育や産業に適した気候条件を得るために生物や人間活動が移動しなければならない速度を示す。本研究では,基準地域メッシュ(約1 km2)の日本陸域37 7981 メッシュを対象に,1981?2010 年(現在気候値)と2076?2100 年(将来予測値)の年平均気温を用い,6 気候モデル×3 排出シナリオ×3 つの閾値=54 通りのVoCC を計算した結果,VoCC 36.8?308.6 m/year と推定された。更に,APLAT(環境省の気候変動適応情報プラットフォーム)への実装を想定し,VoCC に加えて位置情報を出力することで,自治体等の様々な主体が地域気候変動適応に利活用する方法を考案した。

著者関連情報
© 2019 (社)環境情報科学センター
前の記事 次の記事
feedback
Top