環境情報科学論文集
Vol.37(2023年度 環境情報科学研究発表大会)
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国史跡百舌鳥古墳群における植物相と植生の特徴
粟田 香名子上田 萌子
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p. 281-286

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抄録

国史跡百舌鳥古墳群13 基の植物相と植生の特徴を明らかにした。植物相調査の結果,12 基の古墳で自生種の割合が60%を超えていた。また,希少種と特定外来生物の双方が確認された。 植生調査の結果,樹林は9 群落2 下位単位に区分され,遷移段階の違いにより4 タイプに分類された。一方,草原は14 群落3 下位単位に区分され,環境条件の違いにより植物社会学上の6 つのクラスに分類された。今後の保全・管理として,希少種の保全と特定外来生物の駆除が必要である。

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© 2023 (一社)環境情報科学センター
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