環境情報科学論文集
Vol.38(2024年度 環境情報科学研究発表大会)
会議情報

研究論文
個人特性が環境配慮行動に与える影響
マザーレイクゴールズ(MLGs)を事例として
*平山 奈央子*法理 樹里*佐藤 祐一
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 160-165

詳細
抄録
琵琶湖流域における自然環境の保全や利活用により持続可能社会を目指すためのマザーレイクゴールズ(MLGs)が策定され,多様な主体による取組が行われている。本研究では,滋賀県民を対象としたアンケート調査を実施し,個人特性が環境配慮行動に与える影響について共分散構造分析によって検証した。その結果,i)若年群と環境保全の重要度が高い群では行動直結型の傾向が意欲を介さずに直接的に行動に繋がっていること,ii)女性と若年群では熟慮型の傾向が行動に影響を与えていること,などが示唆された。
著者関連情報
© 2024 (一社)環境情報科学センター
前の記事 次の記事
feedback
Top