環境情報科学論文集
Vol.39(2025年度 環境情報科学研究発表大会)
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研究論文
社寺境内地のマーケット利用運営とその空間構成
真宗大谷派名古屋別院を事例として
*山本 明里*大野 暁彦
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p. 176-181

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抄録
名古屋市の真宗大谷派名古屋別院で開催される3つのマーケット「暮らしの朝市」「一如さん」「音食Market」を対象に,運営体制と空間構成の調査を行い,同一境内地内での複数マーケ ット開催による多面的利用の実態を明らかにする。その結果,マーケットごとに空間の露店配置や滞留空間の設え,出店ブース内の什器配置などが異なることがわかり,境内の回遊性・滞留性など利用者の行動に影響を与えていることが示唆された。新しいマーケットの参加により,境内全体を使った回遊的な利用が促す空間構成となり,境内空間の利用領域に広がりが確認できた。新しいマーケットでは,出店サイズのルールや配置の指定といった運営者による細かな調整があり,回遊や滞留といった行動を誘発する構成が意図的に設けられていた。
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