環境情報科学論文集
Vol.39(2025年度 環境情報科学研究発表大会)
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研究論文
秋留台地南部の湧水の長期観測による窒素負荷の解析
*對馬 孝治*阿部 葵
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p. 34-39

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抄録
地下水汚染が生じていた東京都あきる野市内の秋留台地南部の湧水において,NO3-濃度が減少していた期間で断続的に継続した観測結果から,人為的な窒素負荷の影響の変化を解析した。本研究では1994年から2020年まで断続的に年間で4回から13回の採水調査の実測値を用いた。Cl-濃度は1994年から2020年までで,NO3-濃度は2000年度から2020年度までで,それぞれ有意な減少傾向を示し,それぞれがあきる野市の下水道未普及人口の減少と同調していた。生活雑排水由来の影響が無いと評価できるCl-濃度の51µmol/L,NO3-濃度の159µmol/L,NO3-のδ15Nの4.4‰が得られ,生活雑排水由来のδ15Nとしては9.4±1.4(平均±標準偏差)‰であった。
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