東京工業大学 大学院理工学研究科材料工学専攻
東洋大学 経済学部総合政策学科
2010 年 64 巻 1 号 p. 42-47
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高炉スラグを主成分とする高炉スラグ-無水セッコウ-OPC系のセメントについて、様々な組成について六価クロムの固定化実験を行い、生成物との関連について検討を加えた。また、高炉スラグ-無水セッコウ-OPC系のセメントの水粉体比を変化させた場合や石灰石微粉末を加えた際の六価クロム固定化能や生成物についても検討を加えた。この結果、この系のセメントにおける六価クロムはAFm(SO42-)相あるいはヘミカーボネートに固定化されていることを明らかにした。
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