セメント・コンクリート論文集
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コンクリートの試験・評価
Cube型ボス供試体の充てん性および圧縮強度に関する基礎的研究
菊田 弘之澤本 武博篠崎 徹森濱 和正
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2013 年 67 巻 1 号 p. 274-281

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抄録

本研究では、100×100×100mmのCube型(立方体)のボス供試体を考案し、従来から使用されているボス供試体とのコンクリートの充てん性および圧縮強度について比較検討を行った。その結果、100×100×100mmのCube型ボス型枠の開口部が65×80mmで、いずれのスランプにおいても概ね95%以上の粗骨材の占有率があり、コンクリートが材料分離することなく充てんされると考えられる。また、実物大壁試験体で実験を行った結果、従来から使用されているボス供試体と同様にCube型ボス供試体の割取り面は平滑で、圧縮強度の標準偏差も小さく、立方体供試体として十分活用できると考えられる。

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© 一般社団法人セメント協会
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