抄録
近年、地球温暖化の進行が深刻な問題となっていることから、舗装工事においてもCO2排出量低減の取り組みが重要であると考えられる。そこで、セメント製造時のCO2排出量低減が可能な高炉セメントB種を使用した舗装用コンクリートについて、基礎性状の把握、性能向上の検討、CO2排出量の算出を行った。その結果、高炉セメントB種を使用した場合、材齢28日の曲げ強度は普通セメントと同等の値を示し、早強セメントとの混合により凝結性状、初期強度の向上が確認された。また、高炉セメントB種を単体で使用した場合はN3およびN5交通以上で、早強セメントを混合した場合ではN6交通以上でアスファルト舗装より少ないCO2排出量を示した。