セメント・コンクリート論文集
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コンクリートの物性
フラクタル理論に基づく濃厚系サスペンジョンのレオロジーモデルの構築
後藤 卓, 田中 健貴, 安藤 雅将, 名和 豊春
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2014 年 68 巻 1 号 p. 299-306

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抄録
セメントペーストの流動性は、粒子間の物理的な凝集に基づく凝集構造の変化に大きく依存する。高せん断速度流動時には、凝集サスペンジョンの粘性は独立したフラクタル凝集体間の速度勾配と逸散エネルギーにより予測される。一方で低せん断速度時には粒子がパーコレートを生じ、三次元的に連結した鎖状のネットワーク構造を形成するため弾性的挙動を示す。本研究では準希薄系の高分子溶液中でのブロブの概念を援用し、パーコレートした鎖状粒子の弾性から降伏応力を予測するモデルを用いて、低せん断速度時のフラクタル構造を推定した。その結果、低せん断速度時のフラクタル次元は体積濃度0.40を境として2.26から2.65へと変化することが示された。
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© 一般社団法人セメント協会
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