北海道大学 大学院工学研究院(〒060-8628北海道札幌市北区北13条西5)
北海道大学 大学院工学院(〒060-8628北海道札幌市北区北13条西5)
2016 年 70 巻 1 号 p. 201-208
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誘電緩和測定は複合物質の非破壊解析法として広く用いられている。誘電緩和特性(電気容量とコンダクタンス)測定からコンクリートの微細構造解析を可能とすることを最終的な目的とし、本報では各種混和材料が誘電緩和特性に及ぼす影響を明らかにするために実験を行った。普通ポルトランドセメントや高炉スラグ、フライアッシュといった材料を用いてペースト試験体を作製し、混和材料の種類やセメントペーストの細孔容積が試験体の電気容量やコンダクタンスの周波数特性に及ぼす影響について実験的な検討を行い、その結果を示した。
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