コンクリート中の気泡の空間分布を点過程として取り扱い、汎用ソフトウェアRを用いた評価と簡易なシミュレーションを行い、耐凍害性の判断に必要な気泡間距離を推定する方法の提案を行った。その結果、骨材の存在によって分布が大きく制限される気泡の空間分布は、ポアソン分布に従う点発生シミュレーションによって容易に再現できることが明らかとなった。また、再現された気泡の点間距離は、気泡間隔係数と良い相関性を有することも確認された。Rの既成汎用パッケージでも適切に利用すれば、より高度な画像解析を簡単に行え、気泡構造評価の実務への適用も容易であると考えられる。