2017 年 71 巻 1 号 p. 603-609
高効率発電の石炭ガス化複合発電(IGCC)の商業的利用を促進させるため、新たな廃棄物である石炭ガス化溶融スラグの有効活用を図ることを目的とし、石炭ガス化溶融スラグを細骨材として用いたモルタルおよびコンクリートの諸性状について検討した。その結果、天然骨材を用いたモルタルやコンクリートと比較して、流動性が向上、圧縮強度や曲げ強度の若干の低下、乾燥収縮率の減少が確認できたことから、石炭ガス化溶融スラグは細骨材として利用可能である可能性が見出された。