宇都宮大学 大学院工学研究科地球環境デザイン学専攻(〒321-8585栃木県宇都宮市陽東7-1-2)
宇都宮大学 地域デザイン科学部社会基盤デザイン学科(〒321-8585栃木県宇都宮市陽東7-1-2)
宇都宮大学 工学部建設学科(〒321-8585栃木県宇都宮市陽東7-1-2)
2017 年 71 巻 1 号 p. 603-609
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
高効率発電の石炭ガス化複合発電(IGCC)の商業的利用を促進させるため、新たな廃棄物である石炭ガス化溶融スラグの有効活用を図ることを目的とし、石炭ガス化溶融スラグを細骨材として用いたモルタルおよびコンクリートの諸性状について検討した。その結果、天然骨材を用いたモルタルやコンクリートと比較して、流動性が向上、圧縮強度や曲げ強度の若干の低下、乾燥収縮率の減少が確認できたことから、石炭ガス化溶融スラグは細骨材として利用可能である可能性が見出された。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら