セメント・コンクリート論文集
Online ISSN : 2187-3313
Print ISSN : 0916-3182
ISSN-L : 0916-3182
セメント化学
C3S量の異なる高C3Aクリンカーを用いた高炉セメントの強度発現と発熱特性
伊藤 貴康佐々木 玲
著者情報
ジャーナル フリー

2020 年 74 巻 1 号 p. 22-29

詳細
抄録

C3S量の異なる高C3A型クリンカーを試製し、これらを用いて調製した高炉セメントの強度発現性と断熱温度上昇特性を検討した。C3A量を13~16%に増やしたクリンカーを用いた場合、C3A量が9~10%のクリンカーに比べて28日強さが低下した。その28日強さの低下を補完するにはC3S量の増加、石灰石添加、ブレーン比表面積の増加および強度増進剤(TIPA)の使用が有効であったが、石灰石添加を除いていずれも断熱温度上昇量も増加した。

著者関連情報
© 一般社団法人セメント協会
前の記事 次の記事
feedback
Top