北海道大学 工学院(〒060-8628 北海道札幌市北区北13条西8丁目
北海道大学 大学院 工学研究院(〒060-8628 北海道札幌市北区北13条西8丁目)
2022 年 76 巻 1 号 p. 187-192
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
亜硝酸カルシウムの添加が高炉セメント硬化体の塩分吸着性能および拡散性能に及ぼす影響について検討を行った。その結果、亜硝酸カルシウムを添加した高炉セメント硬化体の塩分吸着力、拡散性能は向上する傾向にあり、亜硝酸カルシウム量の添加量が多いほど高炉スラグの反応率が高くなった。これらの性能の向上には、亜硝酸カルシウム添加によるケイ酸カルシウム水和物および亜硝酸型のモノサルフェートといった水和生成物の増加が関与していると推察した。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら