セメント・コンクリート論文集
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セメント化学
1H NMR T1-T2緩和相関測定に基づいたセメントペースト中のC-S-Hおよび合成C-S-Hの空隙構造の差異
栗原 諒, 大窪 貴洋, 丸山 一平
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2025 年 78 巻 1 号 p. 26-34

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抄録

本研究では、セメントペーストの水和反応により形成されるカルシウムシリケート水和物(C-S-H)凝集構造と単相である合成C-S-H、それぞれの空隙構造について、1H-NMRのT1-T2緩和相関測定を用いて比較を行った。セメントペーストでは、C-S-H近傍のInterlayer・Gelを含むすべての空隙中の1Hが、同じT1/T2比の対角線上に分布した。一方、合成C-S-HではInterlayer・Gel相当の空隙中の1Hがそれぞれ異なるT1/T2比で分布し、さらに層状粘土鉱物との類似が見られた。空隙中の1Hの運動性の観点から、セメントペースト中のC-S-Hと合成C-S-Hの空隙構造は異なっている。

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© 一般社団法人セメント協会
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