2025 年 78 巻 1 号 p. 323-330
本研究ではシリカフュームの代替混和材としてフライアッシュに注目し、微粉砕する事でシリカフュームと同様の特性が得られる可能性について検討した。実験ではモルタルおよびコンクリートにおいて、微粉砕フライアッシュとシリカフュームを用いたコンクリートのフレッシュ性状、強度発現性についての検討を行った。また、微粉砕フライアッシュを用いた際に現われるダイラタンシー性状の抑制についても検討した。その結果、平均粒径1.5μm程度に微粉砕したフライアッシュを20%以上セメントに置換する事で、シリカフュームを10%置換したコンクリートと同程度の強度発現性を示すと共に、良好なフレッシュ性状を示すことが明らかになった。