茶業研究報告
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茶花除雄の一方法について
増田 清志
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1955 年 1955 巻 5 号 p. 6-7

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抄録

交配鋏を用いる新方法によれば,除雄時間はきわめて短く,且つ操作がきわめて容易であつた。また花弁を切り除くことは別に結果率には影響しないものと思われた。ことに在来法では葯や花粉を花中に見残すことか多いので,完全に除雄し得る点でも新方法のほうが優つている。ただ薪方法においては,鋏を入れるときに深く切り過ぎて,花桂を傷めぬよう注意を要する。

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