農林水産省野菜・茶業試験場
1992 年 1992 巻 76 号 p. 39-44
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全国から収集された100gあたり500円前後の市販煎茶について官能審査と近赤外分光分析法を用いて品質の評価・比較をおこなった。官能審査の評点の著しく低い試料には変質が認められた。全窒素の含有量には下級煎茶から上級煎茶までに匹敵する広い幅がみられた。近赤外分光分析法で得られた各化学成分値と官能審査総点の間の順位相関係数の絶対値は0.55以下で,近赤外分光分析のみによる品質の正確な評価は困難であった。
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