日本化学療法学会雑誌
Online ISSN : 1884-5886
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Cefluprenamの外科領域における使用経験
山本 滋鈴木 敞
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1995 年 43 巻 Supplement4 号 p. 391-392

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抄録

新しく開発された広い抗菌スペクトルをもつセファロスポリン系抗生物質cefluprenamを胆管炎2例, 腹腔内膿瘍2例, 創感染2例の合計6例に1日2回, 計2gを5~7日間にわたり点滴静注し臨床的検討を行った。臨床効果は有効1例, やや有効2例, 無効3例で有効以上の改善率は6例中1例であった。副作用その他肝機能などの臨床検査値において特記すべき異常は認められなかった。

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© 社団法人日本化学療法学会
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