日本化学療法学会雑誌
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産婦人科領域におけるcefluprenamの臨床的検討
佐藤 章星 和彦武市 和之鈴木 博志古橋 信之倉林 由美代
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1995 年 43 巻 Supplement4 号 p. 400-402

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抄録

新しく開発されたセファロポリン系注射用抗生物質cefluprenam (CFLP) について臨床的検討を行い以下の成績を得た。
1) 対象は子宮内膜炎3例, 子宮留膿腫3例, 骨盤死腔炎1例および付属器炎1例の計8例であり, CFLPの臨床効果は, 著効1例, 有効6例および無効1例であった。
2) 細菌学的効果は, 消失2例, 菌交代1例, 一部消失1例および不明4例であった。
3) 副作用および臨床検査値の異常変動はまったく認められなかった。
以上の成績よりCFLPは産婦人科領域感染症に有用な薬剤であると考えられた。

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