慶應義塾幼稚舎
2016 年 68 巻 4 号 p. 185-195
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塩原産「木の葉石」は,栃木県那須塩原市にある「木の葉化石園」内に分布する塩原層群から産出する,約30万年前,第四紀中期更新世の保存良好な葉化石である.本稿では,「木の葉石」を用いた20年間の小学校での授業実践を踏まえ,「木の葉石」を含む試料が年縞堆積物であることを活用して,構成物質の違いやその意味を考察するための新たな教材化と化石同定法の改良点,および今後の教材化の可能性について言及する.
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