日本畜産学会報
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一般論文
暖地型マメ科牧草の成分組成およびメンヨウ第一胃内分解性に及ぼす蒸気加熱処理の影響
時田 昇臣唐尼 仁志猫沖 宗典山里 陽子下條 雅敬増田 泰久
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2005 年 76 巻 3 号 p. 303-308

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抄録
3草種の暖地型マメ科牧草(クーパー,サイラトロおよびファジービーン)を用い,1番草の開花前後における成分組成,in vitro乾物消化率およびメンヨウ第一胃内分解性に及ぼす蒸気加熱処理(1.2kg/cm2,20分間)の影響を調べた.供試草の粗タンパク質(CP)含量は14.7~19.5%の範囲にあり,処理により低下する傾向を示したが,有意な差は認められなかった.中性デタージェント繊維(NDF)およびヘミセルロース含量は,開花前のファジービーンでもっとも高かったが,処理によりいずれも低下した.酸性デタージェント繊維(ADF)および酸性デタージェントリグニン含量は1番草の開花前後で一定しており,蒸気加熱処理により影響を受けなかった.In vitro乾物消化率は,いずれの供試草においても61.5~66.4%の範囲にあり,処理により5~7%増加した.ナイロンバッグ法によるメンヨウ第一胃内における48時間浸漬後のCP分解率はいずれも90%以上であり,処理による影響はみられなかった.NDFおよびADF分解率も処理による改善効果は認められなかった.
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© 2005 公益社団法人 日本畜産学会
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