日本畜産学会報
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一般論文
エリンギ(Pleurotus eryngii)を収穫したコーンコブミール廃培地の培養延長が培地の栄養価に及ぼす影響
三木 聡子仁村 佳史北尾 玲子岡野 寛治
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2005 年 76 巻 3 号 p. 309-314

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抄録
コーンコブミール培地にエリンギを栽培し,培養日数と培地の消化性および繊維成分の変化量との関係を検討した.経時的に培地の繊維成分量,in vitro有機物(OM)消化率,中性デタージェント繊維(NDF)消化率およびガス生産量を測定した.0から115日までおよび115から175日までの間に,培地の乾物重量,ヘミセルロース量,セルロース量およびリグニン量は,それぞれ31.3および6.8,71.5および7.5,17.7および7.2,ならびに49.5および22.8%減少した.in vitro OM消化率,NDF消化率および48時間の累積ガス生産量は,それぞれ0,115および175日で73.6,91.0および94.0%,69.3,87.1および90.8%,ならびに230,258および266ml/gOMであり,115日と175日の値の間には有意な差が認められなかった.したがって,種菌接種後115日以上の廃培地を飼料として利用するのが適当であると考えられた.
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© 2005 公益社団法人 日本畜産学会
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