日本畜産学会報
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一般論文(原著)
スナネズミ(Meriones unguiculatus)のてんかん様発作発現に及ぼす性と週齢および接触の影響─愛玩動物としての視点から─
甲斐 藏井上 隆文
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2016 年 87 巻 1 号 p. 17-23

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抄録
スナネズミはてんかん症に対する実験動物として用いられている.てんかん様の発作は,愛玩動物として家庭において飼育する上では好ましくない.本研究では家庭における飼育環境を考慮し,性,週齢とヒトとの接触が発作発現に及ぼす影響について調べた.第1実験では,139頭(7から174週齢)を使用し,週齢により5群に分けた.2種の発現テスト,手の上に乗せる(手)と新規ケージに入れる(ケージ)を行い,発作開始までの潜時と症状の持続時間を記録した.両テストへの発現割合は,雌が有意に雄より高かった.刺激間の発現割合では雌雄で有意差が認められた(手>ケージ).週齢間の発現割合は若齢と最高齢群では低い傾向を示し,週齢間差が雌で認められた.第2実験では,第1実験で発現した雌雄各5個体を用い,毎日手の上に乗せた.雌雄とも数日で発作は発現しなくなったが,1週間の非接触で雌では再発現し,2ヵ月後には雌雄全個体で再発現した.
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© 2016 公益社団法人 日本畜産学会
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