塩漬剤としての4種類のミネラルの添加量の違いが日本短角種去勢牛(n=10)の大腿二頭筋の保水性およびテクスチャー特性に及ぼす影響について検討を行った.筋肉サンプル(40g)に筋肉重量あたり2%,4%,または6%のNaCl, MgCl2, MgSO4, またはCaSO4を添加して3日間の塩漬を行った.塩漬後,ドリップロス,最大荷重,凝集性,付着性,およびガム性荷重を測定した.ドリップロスは,CaSO4で塩漬した筋肉サンプルで最も高く,MgCl2で塩漬したもので最も低かった.ガム性荷重は,6%のMgSO4で塩漬した筋肉サンプルがNaClで塩漬したものに比較して有意に低かった.