日本畜産学会報
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一般論文(原著)
ブタの体型形質による産肉形質の改良の可能性
矢崎 夏実, 小川 伸一郎, 大西 知佳, 石井 和雄, 上本 吉伸, 佐藤 正寛
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2020 年 91 巻 1 号 p. 9-16

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抄録

デュロック種2,835頭の記録を用いて,体型形質(体長,体高,前幅,胸幅,後幅,胸深,胸囲,前肢および後肢管囲,前肢および後肢つなぎ,ボディマス指数,体密度)および産肉形質(検定開始時および検定終了時日齢,一日平均増体重(DG),背脂肪厚(BF),ロース芯面積(LMA)および筋肉内脂肪含量(IMF))の遺伝的パラメーターを推定した.体型形質の遺伝率は後幅の0.24から後肢管囲の0.44と,中程度以上の値が推定された.DG, BF, LMAおよびIMFとの遺伝相関の推定値の絶対値が最も大きい体型形質は,それぞれ胸囲(0.42),胸囲(0.68),前肢つなぎ(-0.28),胸幅(0.38)で,産肉形質改良の指標となる可能性が示唆された.また,前肢および後肢管囲とBF, 前肢つなぎとLMAで負,前肢つなぎとDGで正の遺伝相関が推定された.

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© 2020 公益社団法人 日本畜産学会
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