大阪国際大学 独立行政法人家畜改良センター
2020 年 91 巻 3 号 p. 312-314
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人類の長い歴史を紐解くと,その時代の最先端の科学技術を活用して食料の安定的供給を実現してきた.21世紀になって畜産領域のグローバル化が急激に進展してパラダイムシフト的学術技術革新,例えば,AI技術や遺伝子編集技術などの最新テクノロジーの開発と普及,動物ウェルフェアや有機畜産の規格を満たす飼養管理システムの確立と普及,地球規模で拡散する伝染病の統御などの革新が進められている.本稿では,地球規模で進行する一層激しい競争環境の中でわが国の畜産が生き残るための戦略を俯瞰する.
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