日本畜産学会報
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解説記事
家畜育種におけるゲノム情報の活用とその展望
増田 豊
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2020 年 91 巻 3 号 p. 307-311

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抄録

家畜の経済形質は,長年にわたる育種の実践によって向上してきた.近年,個体の遺伝能力評価において,表現型と血縁情報に加えてゲノム情報を加味した,ゲノミック選抜が多くの家畜種で応用されている.ゲノミック選抜は,多数のSNPの同定,安価で高速なジェノタイピング技術,そして育種価予測のための統計的方法の開発により実現した.本稿では,ゲノム情報が家畜の育種,とくに選抜においてどう利用されてきたかを概説し,その活用の展望について述べる.

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© 2020 公益社団法人 日本畜産学会
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