地球環境
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Print ISSN : 1342-226X
低炭素社会のシナリオとその実現の可能性
藤野 純一, 日比野 剛, 榎原 友樹, 松岡 譲, 増井 利彦, 甲斐沼 美紀子
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2007 年 12 巻 2 号 p. 153-160

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抄録

 地球温暖化による深刻な影響を回避するためには、2050年までに世界全体の温室効果ガスを現状から半減、先進国はそれ以上の大幅削減をする必要があることが指摘されている。そこで、日本を対象に一定の経済成長の下、国民に必要なサービスを提供しながら、2050年のCO2排出量を1990年比で70%削減するような低炭素社会を構築する技術ポテンシャルがあるか、定量的な分析を行った。2050年の社会経済シナリオを構築し、推計したサービス需要の下で、部門別にボトムアップ的にエネルギー需要とエネルギー機器選択を行い、さらに低炭素エネルギーによる供給を行うと、現時点で知られている対策の組み合わせでも70%削減を実現できる可能性があることがわかった。

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© 2007 一般社団法人国際環境研究協会
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