地球環境
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埼玉県における気候変動適応の課題と地域環境研究機関の取組
嶋田 知英三輪 誠米倉 哲志増冨 祐司
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2016 年 21 巻 2 号 p. 149-156

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抄録

埼玉県では、気候変動とヒートアイランド現象の複合影響により、近年、温暖化が急速に進行している。そのため農作物や自然環境への影響も顕在化しつつあり、緩和策だけではなく適応策への取組が急務となっている。埼玉県は、2009年に策定した温暖化対策実行計画に適応策を位置づけ、比較的早い段階から適応策に取り組み始めた。また、2010年からは、埼玉県の地域環境研究機関である環境科学国際センターが、環境省環境研究総合研究費(S-8)「温暖化影響評価・適応政策に関する総合的研究」(以降、S-8研究と表記する)に参加し、埼玉県庁環境部温暖化対策課と共同で、適応策の施策実装に取り組んだ。その結果、適応策を検討するプラットフォームとして県庁内に適応策専門部会を設置するとともに、2015年に策定した新たな温暖化対策実行計画では、S-8研究の成果等を活用し、「適応策の主流化」と「適応策の順応的な推進」を重点指針として位置づけた。

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© 2016 一般社団法人国際環境研究協会
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